最近AKBのミュージックビデオの出来がとてもいいと思った
たまたまYouTubeで他の曲を聞いていたらAKBの「ハイテンション」のPVが”次の動画”に出てきて、聞いてみたら(というか見てみたら)何か凄くよかった。
何がそんなによかったのか?整理できていなけれど、こういうファーストインプレッションは、後で当たり前になってしまい忘れてしまいがちなので、取り敢えず書きなぐっておきたい。
「ハイテンション」について
- 出だしのパッチンでライトがつくのに気がつく、という入り方がファンタジックでいい。(オチで現実に戻っているも洒落ている)
- パッチンをキッカケに画面が切り替わってモブが踊り出す緩急がいい
- 服のカラーコーディネートがいい。ちょっと昔のモダンガールみたいな色とか、目立つ色がいい。
- ちょっと俯瞰からのカメラでダンスを撮ってから個人のアップを抜くのがいい
- 人差し指を振る謎の振り付けがジワジワカワイイ
- 古典的だがエンドロールで楽しそうな撮影風景が入るのもいい
その他のMVについて
歌っている人が笑顔のPVは見ていて気持ちがいい
ハイテンションもそうだけど、恋するフォーチュンクッキーのときもそうだった。
【MV full】 恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式]
真面目な顔で歌っているMVもいいけど、楽しそうに歌っている姿というのは、それだけでポイントがあがるものだと思う。
この曲は、上2曲ほど分かりやすい笑顔ではないけれど、凄く楽しそうにしている笑顔がちょいちょい挟まって、全体的に伸び伸びと歌っている印象が伝わる。
【MV】Set me free Short ver.[TeamA] / AKB48[公式]
ノスタルジックな演出がいい
メロディはどっかで聴いた感じもあるけど、この女学校やスケバン時代のノスタルジックなモチーフがいい。
【MV】アクシデント中 Short ver.〈AKB48 U-19選抜〉/ AKB48[公式]
「逆さ坂」の歌謡曲からスタートするのも味がある。
【MV】逆さ坂 Short ver.〈じゃんけん民〉/ AKB48[公式]
哀愁のトランペッターは歌詞がノスタルジックなのだが、歌われる情景が映像に思い浮かぶ。(キャバレーに居る感じしません?)
【MV】哀愁のトランペッター Short ver.[TeamK] / AKB48[公式]
余談だが、花の垣根から顔だけ出しているのも面白い。
アイドルというより大人の色気が映像で映えるようになってきた気がする
最初の頃はよく水着になったり、そんな映像がYouTubeで再生回数が伸びるのなんか狡いだろー!と思っていたけど、最近はそうでもない渋いMVが増えてきた。
特に、山本彩と、この数年でちょっと痩せた渡辺麻友は、映像映えがする。
オジサンキラー感がある
学校を卒業して戻ってくる演出とか、ノスタルジックとは別の次元でオジサンキラーなテーマの選び方が多い。
【MV】光と影の日々 Short ver. / AKB48[公式]
おばあちゃんから貰った500円玉を使わないで持っていた、とか、そういうテーマも凄くオジサンキラーである。そう言えば、そんな感覚、あの頃はあったよねと。秋元康はこういうところが天才的だと思う。
【MV】あの頃の五百円玉 Short ver. / AKB48[公式]
ドキュメンタリータッチの演出がベストマッチするようになってきた
これはアイドルグループのMVだろうか??当然、取材先の同意があるかるからできるのだと思うので、いつの間にか地方の学校の人もOKを出すような非アンダーグラウンド感がAKB48にはあるということだ。
【MV full】願いごとの持ち腐れ / AKB48[公式]
なかなかまとまらないけれど、他の数あるアイドルグループとは少し違う感じのミュージックビデオなのだ。