なぜ地方で放送されるアニメが少ないのか
深夜放送のアニメは、関東、関西、名古屋 程度の作品が結構ある。
何故か?
つ ”そこまでお金がないからだ。”
とは言え、地方にも人はいるはずです。
一般には、公開されていないが、ビデオリサーチ社では、
電波が届くエリア内の世帯数を国勢調査から割り出し、
更にその中で自家用TVがある家庭を推計調査しています。
公開して問題なさそうな情報として、国勢調査からの数字を並べると、
◆関東
世帯数:1,849万世帯
総人口:4,278万人
◆関西
世帯数: 719万世帯
総人口:1,666万人
◆名古屋
世帯数: 383万世帯
総人口: 966万人
所で、
日本の総人口は、総務省の統計によると
1億2800万人
です。
ということは、東・阪・名を抑えたら、ほぼ日本人の半分は、カヴァーしたことに。
※更に人口に加えて購買能力を考慮刷る時は、朝日新聞出版の民力を使うこともあります。
もっと言ってしまうと、
関東だけで、既に日本人の”1/3”をカヴァーしています。
となると、”DVDの販売店もそう多くない地方に、どこまでお金をかけて深夜アニメを放送する必要があるのか?”
と検討した結果、”無理してローカル局を拾わなくても良いか、、、”という判断になってもおかしくはありません。
今日日、日本人は、日本地図から想起されるイメージ以上に、
太平洋ベルト地帯に、偏っていると考えておいて問題ないのです。