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ワークマンの「高機能・低価格」に至る構造の図解

最近読んだこの本は、とてもよく取材された良い本でした。

本書で学んだ詳しいことを記載すると本が売れなくなってしまうので、読後に整理した図解を貼るにとどめます。

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ワークマンにおける「より良いものを、より安く」の仕組み

書籍のタイトルはキャッチーにするために、あたかも小手先の対応で売れ行きを伸ばしたかのようにミスリードしていますが、中身を読むともっと深いことが分かります。

「より良いものを、より安く」とは汎ゆる業界で言われていることだと思いますが、実現することは容易ではありません。多くの大企業は研究開発と言っても外部のサプライヤーと共同開発している筈ですので、如何に協力関係を結べるか?というマネジメントやコントロールの技術(俗な言い方をすると”ソフトスキル”)が重要になってきます。

人間は群れをなして知恵を伝承することで他の生物に勝ってきた生物ですので、如何に群れ全体の効率化をはかることができるか?というスキルが、個人のスキルアップより遥かに重要です。