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亜空大作戦スラングル_が衝撃的だった

先日TSUTAYAでたまたま”お?見たことない作品だなこれ”と借りた「亜空大作戦スラングル
期待以上に面白い作品だったので感じたことを忘れないようにメモをしておきます。

主題歌がカッコイイ&歌詞が凄い


亜空大作戦スラングル OP1 ステレオ

2クールでOPは入れかわるのですが初期のOPがとてもカッコイイ。
真っ赤な背景に図面の線画でロボが登場するというのは、なかなか中学二年生の心をつかんでいると思います。

何より歌詞の頭がおかしい。”ゴリラ!ゴリラ!ゴリラ!”が何の説明もなく登場するし、殆どずっとサビじゃないか!!という感じで”MISSION OUTER SPACE”が繰り返えされる。。。

劇伴がいい

この作品なんと劇伴が山本正之さんである。銀河旋風ブライガーもかなりお洒落な劇伴ですが、こちらも同じくお洒落。全編を通じて堪能できる。

2クール目終盤から急に面白くなりクオリティも上がる

前半のスパイアクションはそこそこ面白いのだけど、ギャグ要素が強いので好みによっては少し飽きてくる人もいる。
ところが第22話の「さらば友よ」を堺に急にストーリーが重くなり演出も急によくなる。
是非借りて見て欲しいのですがこの回はほんとまるまる釘付けになる回でした。

その後、爆発のシーンや戦闘シーンも気合が入るようになり、絵の見所が増えていきつつ、話も展開し”もう最終回か?”というほど激しい戦いと離別が始まる。

話も急展開し重くなる

前半は悪徳企業集合体がジワジワと世界の裏を牛耳っていく、という大人な(?)話なのですが、後半は路線変更し主人公と敵対組織との直接対戦が増えていきます。
そして悲しい別れが増えたり、敵側で下克上があったり、そもそも何故こんな敵対関係が生まれてしまったのか?という悲しい歴史も、、、敵にも同情せざるを得ない複雑な話になっていきます。

第3クールからのEDは悲しい曲で、毎回本編の余韻に浸っていました


亜空大作戦スラングル ED2 ステレオ

色んな人のデビュー作らしい

とても詳しい人が解説しながら実況をしてくれていました

togetter.com

なんと29話の會川昇さんはこれがデビュー作だそうです。

僕は作画のことは詳しくないのですが、恐らくとても豪華な組み合わせが各話であったのではないかと思います。

とても泣ける!とか、とても映像が凄い!という作品ではないのですが、演出・劇伴・脚本のバランスがとてもよくて結果、52話ずっと追いかけたくなる名作でした。

余談。何故か最後に総集編

どうしてこうなったのか、大団円の52話の後に「総集編」が放送されています。DVDにも収録されています。恐らく休止が入ってもいいように用意していた総集編の回が、最後まで必要なかったので1回放送枠が余ってしまったのでしょう。”知ってるよ!”という感じでしたw

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亜空大作戦スラングル DVD BOX 1

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