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ベイマックス/インターステラがくすぐる’探究心’

「ベイマックス」「インターステラ」夫々に魅力があり、様々な見所がある作品だと思います。
ただその中で僕が最も”良いな”と思った部分は、
2作とも 研究者魂をくすぐる という描写があることです。

※以下、ネタバレを含みます。

「インターステラ」
探究心をくすぐるポイントは2箇所

1.大昔の偵察機を追いかけるくだり
学校に行かなければならないのに、父親が無人偵察機を見つけて車のハンドルを急に回してしまいます。
そして娘もまたその追いかけっこに加担し、2人でワクワクして、その無人偵察機の操縦を奪って玩具にしてしまうのです。
(*大昔に飛ばされて今は使われていない無人偵察機が時々空を浮遊している、という時代設定です)
本作の世界の学校では、将来役に立つとされている農業ばかり熱心で、科学のことは一切教えません。
学校、特に義務教育機関はともすると誰かの決めた方針に則った内容を誰かが決めた正解として教えるに過ぎませんが、本来 勉学とは、世の中の謎を解明し次なる発明へと繋げていくことです。
夢中になって親子で無人偵察機を追いかけるシーンは、この映画の中でも最もゾクゾクするシーンでした。

2.暗号解析するくだり
どうやら本棚がモールス信号を送っているらしい、と分かってそれを解明し始める親子。
来る日も来る日もずーっと座ってそれを解明します。
自分が知らないこと、分からないことを解明したい、という欲求は誰しもあります。
その心を忘れてはいけないなーと感じるシーンでした。

「ベイマックス」
大学の研究室が熱い
本作で最も印象に残ったのが大学の研究室の描写です。
ロボットバトルに明け暮れる弟を心配した兄は、自分の大学の研究室にこっそり連れ出し、そこで最先端の研究を個人では出せない潤沢な費用で研究している様をみせ、彼に大学進学を決意させます。
本作で最も感動的なシーンでした。
普段は何をしているか明確にしていない兄が、実は大学で素晴らしい研究をしている。
しかも、同じような研究熱心な仲間たちと毎晩一緒になって研究している。
そんなことを知ったら、そりゃ大学に行きたくなるでしょう。

このような機会は、物語の世界だけでなく、実際の世界でももっとあるべきことだと思いました。

風立ちぬにもあった
ジブリアニメ「風立ちぬ」にも実は、この大学の研究室のような世界があります。
入社したての主人公達が、終業時間後に集まって自主的な勉強会を開いているシーンです。
所長は勿論怒りますが、満更でもない様子。
とても萌えるシーンです。

実社会での我々はどうか?
異業種交流会と称して、パーティを開くのも悪くありませんし、酒を飲んだらいいアイデアが出るんだ!と信じて宴会をサれる方もそれが正しいと思うのならそうでしょう。
しかし、そのようなリラックスした時間だけでなく、
真剣に勉強会をする、という機会がもっともっと会社内にあって良いのだと思います。
なんの為に、色んな人生を経てきた人が、1つ屋根の下に居るというのでしょう。
え?それならこんな方法があるんじゃない?
それ、面白そうだねちょっとやらせてみてよ!
と発展していくことこそが、イノベーションの源泉ではないかと思うのです。

そのような 探究心に興奮する子ども、という描写をしっかり入れている「インターステラ」「ベイマックス」は、その意味でとても良い映画でした。
見て損はないと思います。