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東京ゲームショウとニコニコ超会議とコミックマーケットとTAFの比較

東京ゲームショウに行ってきました。
VRやタブレット端末ブースなど新しい見どころもありましたが、今回僕の心を急襲したのは、
「結局は、商品展示イベントに過ぎないのだな」ということでした。

東京ゲームショウは、海外からの取材や商談会がメインなので、それ自体は問題ないのですが、
今年は、ニコニコ超会議コミックマーケットに行ったため、その楽しさ・お祭り感との落差に、個人的な物足りなさを感じたのです。
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アニメ・コミック界隈では、嘗て東京国際アニメフェア(TAF)というものがあり、海外に日本のアニメコンテンツを売る商談会を兼ねていました。しかし一般DAYの来場者は余り増えず、盛り上がりを見せぬまま、都条例の騒動があって、今はアニメジャパンに吸収されています。

コミックマーケットニコニコ超会議など、昨今入場者数を順調に伸ばしているイベントの特徴は、一般の人々が参加者であるということだと思います。

「広告が効かない世の中になってきた。」「レビューやSNS上でキュレーションした口コミを参考にする」と言ったことが、身近でも起きていると思いますが、
TGSのように、企業の売りたいものだけを一方的に展示するイベントは、何れ力を落としていくのではないかと思います。

今でも、ニコ超には、ゲーム実況ブースがあり盛況ですが、ニコ動に限らず、ゲームユーザー全般が集まる巨大なオフ会・お祭りのようなイベントというものができても良いのではないでしょうか?

今回、インディーズゲームのコーナーがTGSでもできていましたが、そういうコーナーが増えるのは、良い傾向だと思っています。